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季節の旅
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大洲の旅
ほたると鵜飼が重なる、6月の大洲へ。愛媛・柳沢ほたるまつりと城下町2泊3日
愛媛でほたるを観るなら、大洲市の柳沢地区へ。
肱川(ひじかわ)の支流が流れる山里に、愛媛県指定天然記念物のゲンジボタルが舞います。
2026年の「柳沢ほたるまつり」は6月6日(土)の開催。
そして同じ6月、大洲の城下町では鵜飼観覧ディナーが始まります。
篝火(かがりび)の夜と、ほたるの夜。
2泊3日だから、どちらにも出会えます。
大洲に、日本の夏の原風景が残っている
大洲は四方を山々に囲まれた城下町です。
山に守られているからこそ、今も手つかずの自然が残っています。
木々の青々とした新緑。
ゆったりとした川の流れ。
何も遮るものがない、広い青い空。
都会ではほとんど見ることができなくなったほたるが、この大洲にはいます。
それは単に「珍しい光景」ではなく、失われつつある日本の夏がここに在るということです。
矢落川のほたる——肱川の支流に広がる、光の里
ほたるが舞う柳沢地区を流れる矢落川は、肱川(ひじかわ)の支流です。
この支流が幾重にも集まって肱川を生み、大洲の城下町をつくってきました。
ほたるの光を追って山里の上流へさかのぼることは、大洲という町の成り立ちそのものを訪ねる旅でもあります。
上流の山里ではほたるが舞い、下流の城下町では鵜飼(うかい)が行われる。
同じ川の流れでつながった、二つの夜。
大洲にはそういう、重なり合う深さがあります。
愛媛県が指定する天然記念物のゲンジボタルが数多く舞うこの地で、毎年6月に「柳沢ほたるまつり」が開催されます。
2026年は6月6日(土)10:00〜21:00、旧柳沢小学校が会場です。
バザーや各種催し物とともに、昼の賑やかさも楽しめます。
ほたるボランティアガイドという夜の選択肢
まつり当日だけではありません。
5月30日から6月13日の期間、毎夜19:30から21:00まで「ほたるボランティアガイド」が行われています。
会場は柳沢コミュニティセンター田処(たどころ)分館。
ガイドの解説とお茶の接待を受けながら、山里の夜をゆっくり過ごせます。
まつりの賑わいが好きな方は6月6日に。
静かにほたるの光だけを見ていたい方には、ガイドの夜を。
どちらも、6月の柳沢でしか出会えません。
同じ6月、肱川では鵜飼が始まる
大洲の鵜飼は毎年6月から開催されます。
日本三大うかいのひとつ、大洲の鵜飼の特徴は「合わせ鵜飼」です。
鵜船と客船が並走し、篝火の光の中で鵜(う)が水中に潜ります。
川の匂い。
炎が揺れる音。
静寂の中に、水が弾ける音だけが響く夜。
NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町では「鵜飼観覧ディナー」として、屋形船からこの夜を間近に観覧できるプランをご用意しています。

篝火が水面を染める、大洲の夜。
2泊3日だから、両方に出会える
1泊では足りない。それが大洲です。
6月の大洲には、夜に出会う二つのシグネチャーがあります。
「鵜飼観覧ディナー」と「ほたる鑑賞」。
どちらも夜にしか出会えない、大洲でしか叶わないもの。
そして両方を同じ旅で叶えるには、最低2泊が必要です。
さらに3日目の早朝には「肱川朝食舟遊覧」が待っています。
川霧に包まれた肱川の上で朝ごはんを食べるこの時間も、前の晩から大洲にいるから叶います。
1日目の夜——鵜飼観覧ディナー。篝火と川の音
15:00ごろ、JR伊予大洲駅に到着。
チェックイン後、城下町をゆっくり歩きます。
臥龍山荘(がりゅうさんそう)の縁側から肱川を眺め、夕暮れを感じたころ、屋形船へ向かいます。
篝火の炎が川面に揺れ、空気に川の匂いが混じります。
鵜飼の夜は、静かな緊張感の中にあります。
2日目の昼——花しょうぶ園と柳沢の道
2日目の朝は、城下町を歩くことから始まります。
誰もいない石畳の路地。
朝の空気と、草の匂い。
これが大洲の2日目の朝です。
昼前に柳沢方面へ車を走らせます。
田処地区では約2,000株の花しょうぶが6月上旬に見頃を迎えます。
山あいの緑に映える紫と白の花。
苗の販売も行われているので、旅の記念に一株持ち帰るのもよいでしょう。
なお、藤縄神楽(ふじなわかぐら)の開催日であれば(5月30日・6月13日 19:00〜21:00、田処熊野神社)、夕方から神楽を観るという過ごし方もあります。
土地の信仰が今も続いている、その空気が感じられます。
2日目の夜——ほたるの光の中を、ゆっくりと
夜の19:30、ほたるボランティアガイドが始まります。
山里の空気は、城下町より少し冷えています。
川の音が静かに聞こえる中、木々の間に小さな光がひとつ、またひとつ現れます。
ほたるの光は、ゆっくりと点滅しながら川面へ近づきます。
何も遮るもののない暗闇の中で、光だけが動いています。
都会では失われた光景が、ここには今も在ります。
大切な人とこの場所に立つとき、その静けさがいっそう深まります。
特にお子様をお連れの方にとって、この山里の夜の記憶は、旅が終わってもずっと残るものになるでしょう。
3日目の朝——川霧の中の肱川朝食舟遊覧
最終日の8:30ごろ、肱川朝食舟遊覧が出発します。
6月の肱川は、川霧が立ちやすい季節です。
川面を覆う白い霧の中、舟が静かに進みます。
城下町の屋根と大洲城天守がうっすらと霧に浮かぶとき、城下町がいつもと違う顔を見せます。
この朝の記憶が、旅の最後の一枚として残ります。
11:00にチェックアウト。
松山方面へ、約40分。


城下町に暮らすように泊まる——NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町
NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町は、城下町に点在する歴史ある邸宅を改修した、日本最大の分散型ホテルです。
商家・蔵・長屋など、かつてこの城下町で人々が暮らした歴史的建造物が客室として蘇っています。
チェックインした瞬間から、大洲の暮らしの中に入っていく感覚があります。
チェックイン時にはスタッフが滞在中の過ごし方を丁寧にご案内します。
夕食はレストラン「LE UN」で、愛媛の旬の食材を使った料理を。
翌朝は城下町を歩き、2日目の夜にほたるの光の中に立つ——
2泊3日のリズムが、この宿と城下町を舞台に完成します。
Green Destinations による世界一の認証を受けた持続可能な観光地として、国際的にも評価されています。

旬の恵みを、砥部焼の器で。
6月の旅は、ほたると鵜飼を目当てに来る旅です。
でも大洲で過ごした2泊3日の後に残るのは、もっと静かな何かかもしれません。
木々の緑、川の音、光の記憶——日本の夏の原風景を、全身で受け取った感覚。
それが、大洲2泊3日の中身です。
ご予約・お問い合わせは公式サイトから。
よくあるご質問
Q. 愛媛でほたるを観るならどこがおすすめですか?
大洲市柳沢地区の「柳沢ほたるまつり」が愛媛を代表するほたる鑑賞地です。肱川の支流・矢落川周辺で愛媛県指定天然記念物のゲンジボタルが舞います。2026年の開催は6月6日(土)10:00〜21:00(旧柳沢小学校)。5月30日〜6月13日はほたるボランティアガイドによる夜間案内(19:30〜21:00)も行われています。
Q. 大洲の滞在は何泊がおすすめですか?
2泊3日をおすすめします。6月の大洲には「鵜飼観覧ディナー(夜)」「ほたる鑑賞(夜)」「肱川朝食舟遊覧(早朝)」という時間帯の異なる3つのシグネチャーがあります。これら全てを同じ旅で叶えるには、最低2泊が必要です。1泊では足りない。それが大洲です。
Q. 柳沢ほたるまつりへのアクセスは?
NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町から車で約30分の山里にあります。詳しいアクセスや周辺情報については、チェックイン時にスタッフが丁寧にご案内します。詳しくはご宿泊のご相談とあわせて、公式サイトのヘッダー「ご宿泊」からご確認ください。
Q. 梅雨の時期の大洲旅行はおすすめですか?
6月の大洲は、一年でもっとも人が少なく、静寂が深まる穴場の季節です。雨に洗われた深緑が輝き、ほたるが飛び、鵜飼が始まる——この季節にしか出会えない大洲の顔があります。混雑を避けながら、本物の城下町をゆっくり味わえる時期です。
Q. 藤縄神楽はどこで見られますか?
田処熊野神社(大洲市)で2026年は5月30日(土)と6月13日(土)の2日程、19:00〜21:00に開催予定です。ほたるボランティアガイドと同じ週末に重なる日程では、神楽観覧とほたる鑑賞を一夜のうちに楽しむことができます。
施設情報・ご予約
- 項目
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詳細
- ホテル名
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NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町
- 住所
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愛媛県大洲市大洲378
- アクセス
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松山から特急またはレンタカーで約40分
JR伊予大洲駅より徒歩15分・タクシー約5分 - 送迎
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時間帯により送迎あり。JR伊予大洲駅⇔ホテル間。
詳細・予約は公式サイトまたはお電話にてご確認ください。 - 公式サイト
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https://www.ozucastle.com/
- チェックイン
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15:00〜
- チェックアウト
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〜11:00
- 料金目安
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1泊2食付 23,000円〜(お一人様)
- お電話
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0120-210-289(11:00〜20:00)
※本記事はNIPPONIA HOTEL 大洲 城下町の宿泊情報を含む旅の提案記事です。
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