
concept
伊予の小京都・大洲城の城下町を楽しむ
おとなの城下町遊び
大洲城を望む、伊予大洲の城下町を楽しみ尽くす分散型ホテル、NIPPONIA HOTEL 大洲城下町。
歴史的な邸宅や城、古民家など10棟28室の客室やフロント、レストランを含めた肱川沿いの大洲城下町をまるごと1つのホテルとして見立て、そこにある自然、食、文化、歴史をすべて味わうこれまでにない豊かな旅をお届けいたします。
肱川を中心に花開いた魅力の数々
清流肱川を挟んで南北に広がる大洲の城下町。 2キロ四方のこのエリアに、日本で数少ない木造で完全復元された大洲城、明治時代の豪商 河内寅次郎の別邸である数寄屋建築の傑作 臥龍山荘、伊予の小京都とも呼ばれる歴史的なまちなみ、一寸法師の原型とも言われる日本を築いた少彦名命の神陵と言われる少名彦神社、肱川の清流と山並みの美しいコントラス等々、驚くほどの濃密な魅力が詰まっています。NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町でのご滞在の期間中、城下町に住まうひとりとして暮らすように泊まって頂き、コンシェルジュがお客様に合わせて最高の旅をアレンジいたします。

大洲城
肱川の河畔に望む大洲城は、鎌倉時代末期の守護宇都宮氏によって築城され、その後藤堂高虎によって大改修されました。明治には老朽化で廃城となった天守を、大洲市民の保護活動と寄付によって復元。古写真や天守雛形(江戸期の木組みの模型)が残っていたことから、木造での完全復元に成功した全国でも貴重なお城。木造天守には日本初のキャッスルステイとしてお泊り頂けます。

おおず赤煉瓦館
明治34年に大洲商業銀行として建てられ赤煉瓦の建物。現在は風格ある外観をそのまま活かし、観光施設として活用され、大洲の特産物や、地元の作家による手づくりの和小物、 陶芸、カントリー雑貨等を販売しています。

おはなはん通り
NHK朝のテレビドラマ「おはなはん」のロケが行われた場所として、その名前がつけられました。元は江戸時代の町割りや家屋が残る通りで、北側に商屋、南側は武家屋敷で、その風情を感じることができます。

肱川
大洲の人々をして「川の民」と言わしめる、大洲のシンボルともいえる川。夏はサップで水上散歩や日本三大鵜飼にも数えられる、鵜匠の見事な手綱さばきで鵜が鮎を取る様を屋形船で間近に見ることができます。冬は肱川あらしと呼ばれる雲海を伴った強風が肱川の上をゴーゴーという音を伴い一気に吹き抜ける世界的にも珍しい自然現象の絶景を見ることができます。

臥龍山荘
臥龍山荘は肱川流域随一の景勝地「臥龍淵」に臨む、明治の貿易商河内寅次郎が10年かけて築いた山荘です。臥龍院、不老庵、知止庵の三つの建築物からなる三千坪の敷地は、肱 川の流れを感じながら、凛として荘厳な世界観に包まれています。

冨士山公園展望台
大洲盆地中央にそびえる冨士山(とみすやま)は、その姿が富士山に似ていることから名付けられた標高320mの山。山頂からは大洲盆地と肱川を眼下に見下ろせる絶景スポットです。日本有数のツツジの名所として有名で、毎年4月下旬~5月には6万3000本のツツジが見事に咲き、冨士山頂がピンク色に染まります。

如法寺
冨士山(とみすやま)中腹にある、国の重要文化財に指定される禅寺。2020年に創建350周年を迎え、日本古来の建築様式美、長い年月が作り出す自然との調和が生み出す癒しの空 間となっています。 重要文化財の空間で行う座禅や瞑想、ヨガなどは格別です。

少彦名神社
一寸法師のモデルともされている少彦名命を祀った神社。医薬の神様として知られており、愛媛では大国主の命と共に道後温泉を発見した後、大洲の地にたどり着き、ここに亡骸を祀っているとされています。 懸造りの驚愕の建築物である参籠殿は必見です。神聖で澄んだ空気の漂う森の中を歩くだけで心が洗われるはず。


歴史的に価値がある建物に泊まれるブティックホテル。
大洲にはまちを横断するように流れる肱川と、そのほとりにそびえたつ大洲城を中心とした城下町が広がっています。そのまちに点在する歴史的に価値の高い邸宅をリノベートした空間では、建物の歴史を感じる非日常感と、現代的な快適性を兼ね備えた、特別な時間をお過ごしいただけます。

フロントやレストラン、それぞれの客室が大洲城を中心として点在している分散型ホテルです。
夕食時にレストランに向かいながら星空とともにそびえたつ大洲城の夜景や、霧に包まれた幻想的な肱川など、大洲ならではの景色を眺めることも印象的な体験に。ホテルで過ごすゆったりとした時間とともに、まちを巡る魅力もお楽しみください。



VMG HOTELS&UNIQUE VENUESのスタッフは、ひとりひとりがまちのコンシェルジュ。
まちとのつながりが深いホテルだからこそ、宿泊者限定の体験をご案内することが可能です。
まちの散策はもちろん、体を動かすアクティビティやカフェでの休憩、連れ様へのサプライズなど、旅の目的に合わせた、あなたにぴったりな過ごし方をご提案いたします。

OUR STORY

時の堆積をそのままに
建物の魅力を蘇らせるリノベーション

私たちは建物が最も輝いていた時代の趣や風情を取り戻し、古民家の良さを「そのまま生かす」ことを大切にしています。すすけた壁や天井。変色した土壁や天井板。傷のある柱。例えばこういった、経年劣化や汚れと見られがちなところも、全て新しくきれいにはしてしまわず、建物の持つ時間をできるだけ残しています。古民家に身を置くと「懐かしい」「なぜか落ち着く」そんな風に感じるのは、その時間の堆積を無意識に感じ取っているからかもしれません。窓やたたみ、土間、縁側、建具には、日本人が大切にしてきた暮らしが息づいており、地域の歴史や風土、生活文化を今に伝えてくれています。断熱性や遮音性が現代建築に比べると十分ではない部分がございますが、建物に積み重なった時を感じることで、ここ大洲ならではのひとときをお過ごしいただけるよう願っています。

ひとつの情景から、いくつもの喜びを。
〝時〟を旅するホテル
ホテルの運営は、「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」。伝統的建造物群保存地区に残る建造物や国指定文化財を活かしたブティックホテルです。その町や建物の歴史・背景を尊重して一つひとつ異なるコンセプトを紡ぎだし、まちに溶けこむように泊まる、時を越えた体験をご提供しています。


