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まちの成り立ち

大洲城がそびえる美しいまち並みの大洲城下町は、肱川を中心に繁栄していきました。
古き良きまち並みや歴史的な名所が多い大洲が織りなす文化と歴史を、ぜひ体感してください。

愛媛県の南部に位置する大洲市は、昼夜の寒暖差と、象徴である肱川を中心にまちが成り立ち、独自の文化を育んできました。
城下町として栄えたまち並みは今なおその形を残しており、実は歴史や文化を感じる観光名所が多いまち。
趣のある古き良きまち並みに思いを馳せる旅をお楽しみください。

古き良き歴史を感じさせる城下町

大洲は山に囲まれ、清流・肱川が流れるまちで、江戸時代からのまち並みが残り、懐かしい景色が広がります。城下町は江戸や明治の家並みが色濃く残り、石畳や煉瓦の道が昔ながらの風情を醸し出します。

肱川随一の景勝地に立つ臥龍山荘をはじめ、白壁土蔵が立ち並ぶおはなはん通りなど、随所に城下町ならではの景観が残り、肱川の豊かな恵みによって栄えた歴史が年輪のように刻まれています。

職人と商人のまちらしい大洲ならではの魅力が詰まった風情ある城下町をお楽しみください。

HISTORY 01

大洲の文化を支える肱川

大洲の産業や文化は、山間部から大洲盆地を貫き瀬戸内海まで流れる清流「肱川」と、密接に関わりながら発展してきました。

大洲盆地は河床勾配が緩やかで氾濫しやすい地形をしており、洪水に強い桑の木を生かした養蚕や製糸が盛んになり、氾濫原の砂地を生かした野菜栽培が名物のいもたきや漬物に繋がったと言われています。
また、洪水を防ぐための水害対策として、作られた「水防竹林」により竹細工・竹工芸が発展しました。

また、道路や鉄道が整備される昭和初期までは多くの筏や舟が往来する「水のみち」として人々の生活を支え、舟運で栄えました。伝統的な大洲のうかいも肱川の川幅を活用しており、鵜船と屋形船が並走させる「合わせうかい」では、臨場感にあふれた鵜の捕魚光景を近くで見ることができます。

HISTORY 02

奇跡的に復元された
「大洲城」

大洲城は全国で5つしかない木造復元天守の1つ。明治時代に解体された天守を10年の歳月をかけて完全復元され、400年前の姿を見事に再現しています。

伝統技術と建築文化の継承に大きく貢献し、その功績から2020年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。城の木組みは重厚で美しく、竹釘や土居葺きなど、当時の建築技術が忠実に再現されています。

HISTORY 03

数寄屋造りの傑作
「臥龍山荘」

肱川流域一の景勝地「臥龍淵」の美しさに惚れ込んだ地元の名士・河内寅次郎が10年かけて築いた山荘、「臥龍山荘」。
国の重要文化財に指定され、2011年にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで一つ星を獲得しています。

臥龍淵の崖に建てられ、全体を船に見立てた「不老庵」からは、臥龍淵を眼下に見ることができます。
建築・庭園の随所に侘び寂びが表現され、古人が愛した大洲の美しい景観を眺めながら往時に思いを馳せることができる名所です。